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これって詐欺?
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「あの〜、最高級の牛肉ないかしら?
娘の○○人の旦那に食べさせてやりたいんだけどさ、
一番美味しいところ頂戴よ」
「ああ、○○人は赤身の脂身の少ないところが好きだよ。
これなんか、どお?」
「やあ、それがねぇ〜神戸牛を食べたいって言ってるのよ。
霜降りのいいところ頂戴!」
ということで、霜降りの最高級の分厚い肉を買ってきました。
ン万円もする肉です。
私たち家族は、口にしたことのない上等な代物です。
初めて知りましたが、焼いてみて、安ものか高級品かは匂いでわかるんですね〜。
牛肉の甘〜い上品な、いまだかつて嗅いだことのない香りが
部屋中を包み込みます。
「さあ、これがあなたが食べたがっていた神戸牛よ」
と、流暢な英語で話す娘。
すると、彼女の夫は目を丸くして肩をすくめて、両手を上に向け
驚きのポーズを取る。
映画でよく見るシーンである。
「オ〜〜good! コレ、コウベギュウ。オイシイネ〜。
オカアサン、アリガトウ!」とペコリと頭を下げる。
「んん、神戸牛、コウベギュウ。オイシイョ」
と、片言で頷いてみせる。
娘は満足そうに、いたずらっぽい眼で薄笑いを浮かべていた。
私たち家族の皿には、オーストラリア産のオージービーフが。
焼き過ぎたのか、ヤケに硬い。
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きもち:普通
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